大学

 大学に入学し、FTMの友達や先輩に出会いました。そこで、自分が性同一性障害であることがわかりました。実際に同じような人たちに会ったのは初めてで、色々と教えてもらうことで、ホルモン治療や手術があることを知りました。

 当時は、治療まですることは考えてなくて、ただただ周りの目が気になりすぎて、性同一性障害を隠していました。一番は、母親に言う度胸がなかったのですが...

性格もとてもビビりなので、手術するということも怖いと思っていました。

 

今思えば、大学生くらいに色々考えて、治療など始めていればよかったなと思っています。会社とか環境とか、大学卒業後に色々決まってしまうので、その面では、後悔しています。自分の周りは、みんな受け入れてくれました。全員には、カミングアウトしないつもりです。